今回は、八白土星(はっぱくどせい)です。基本方角は北東を意味します。この星は五行の考え方でいう、土の気質をもっています。二黒土星が耕した土地、五黄土星が大地や黄砂を意味したのに対し、八白土星の場合は、高く積み上がった土や山を示します。また、物事の節目という意味もあります。このことから、変化、完了、出発、売買、交代を暗示します。八白土星が巡ってきている方角に方位取りに行くと、新しいビジネスの話が舞い込んだり、交友関係が広がったり、山林や不動産関係で儲かるなどといったことが起こります。また、独身の方は恋愛や結婚の話が巡ってきたりします。一方、凶方位の時期にこの方位にいくとそれらとは反対のことが起こります。
八白土星の人は、2010年、2001年、1992年、1983年、1974年、1965年、1956年、1947年に生まれた方です。これ以前・これ以後は9を足すか引いた年が当てはまります。(節分以降がその年生まれになります。)この年生まれの人は、二黒土星、六白金星、七赤金星、九紫火星が巡っている方角が吉方位となります。年盤と月盤をみてこれらの星がある方角が吉方位です。ただし、これから生まれ月の凶方位と重なるものを除き、また、その年・月の五黄殺や暗剣殺などの大凶方位も除外して残った方角だけが吉方位ですので、正しい方位は占い師さんにききましょう。
年盤だけで判断すると、八白土星生まれの人の今年の吉方位は、二黒土星の南東、七赤金星の南、九紫火星の南西です。今年は六白金星は歳破と呼ばれる大凶となります。また、誰にでも共通の大凶方位である五黄土星(五黄殺)の西と一白水星(暗剣殺)の東も避けたほうがいいでしょう。より正確な方位は月盤も照らし合わせる必要があります。
方位取りの効果を上げる方法
方位取りの効果を上げる方法に、水晶をもっていくという方法もあります。水晶はその人の気と思いを吸収するとされています。その土地の湧水にさらしたり、しばらく土に埋めたりする人もいます。その土地の吉意を“記録”させるというイメージです。持ち帰った水晶は身につけて置くと良い気を放出し続けてくれます。
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