今回は、七赤金星(しちせききんせい)です。基本方角は西を意味します。この星は五行の考え方でいう、金の気質をもっています。六白金星が鉱石や宝石の原石を表していたのに対し、七赤金星は金属やお金を示します。また収穫の秋という意味もあります。このことから、金銭、喜び、祝い、結婚といった暗示をもちます。したがって、七赤金星が巡ってきている方角に吉方位として方位取りに行けば、活動的になることで営業成績が上がって収入が増えたり、社交性が上がって人脈が増えます。銀行の融資話がまとまるなど、お金に関する運気が上昇します。また、異性関係にも強力な力を発揮し、気になる相手と両想いになったり、結婚の機会が巡ってきたりします。凶方位となる時期にこの方位をとると、正反対のことが起こりやすくなります。
七赤金星を生まれ年としてもつ人は、近い順に、2011年、2002年、1993年、1984年、1975年、1966年、1957年、1948年です。これ以前・これ以後は9を足すか引いた年が当てはまります。(節分以降がその年生まれになります。)
七赤金星の人は、一白水星、二黒土星、六白金星、八白土星、が巡っている方角が吉方位となります。年盤と月盤をみてこれらの星がある方角が吉方位です。ただし、これから生まれ月の凶方位と重なるものを除き、また、その年・月の五黄殺や暗剣殺などの大凶方位も除外して残った方角だけが吉方位ですので、詳しくは必ず専門家に相談してみて下さい。
年盤だけで判断すると、七赤金星生まれの人の今年の吉方位は、二黒土星の南東、八白土星の北です。六白金星は歳破と呼ばれる大凶となります。また、誰にでも共通の大凶方位である五黄土星(五黄殺)の西、一白水星(暗剣殺)の東も避けるべきということになります。ただしこれに加えて毎月の月盤での吉凶も合わせて判断しないといけないので、この限りではないことに気をつけてください。
方位取りの効果を高める方法
方位取りの効果をより高める方法は、その土地のものを食べたり、温泉に入る以外に、その土地の湧水を持ち帰る方法があります。これを「お水とり」といいますが、ペットボトルや水筒に入れて持ち帰った水を、帰宅後も少しずつ飲むことで、吉方位の気を少しでも長く取り込み続けることができるという方法です。「おいしい湧水を探す」ということで旅の楽しみも増えるのでおススメの方法です。
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