今回は、二黒土星(じこくどせい)です。基本方角は南西を意味します。この星は五行でいうと土の気質になります。その土は「耕された土地」を表し、田畑のように作物を育て実らせる存在です。これらの性質から、母、包容力、労働、物思いといった暗示をもちます。したがって、二黒土星の方角に行けば仕事の実績が上がったり、意欲的になったり、家庭や人脈を得たり、良縁を手に入れたりするといった効果が期待できますが、凶方位の時期に行くとこれらと正反対のことが起こりやすくなります。
二黒土星を生まれ年としてもつ人は、2007年、1998年、1989年、1980年、1971年、1962年、1953年です。これ以前・これ以後は9を足すか引いた年が当てはまります。(節分以降がその年生まれになります。)
二黒土星の人は、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星が巡っている方角が吉方位となります。ただし、これから生まれ月の凶方位と重なるものを除き、また、その年・月の五黄殺や暗剣殺などの大凶方位も除外して残った方角だけが吉方位ですので、正しい方位は占い師さんに聞きましょう。
年盤だけで判断すると、今年の吉方位は七赤金星の南、八白土星の北、九紫火星の南西です。六白金星は歳破と呼ばれる大凶なので除外します。また、二黒土星に関わらず全員に共通した今年の大凶方位は五黄土星(五黄殺)の西と一白水星(暗剣殺)の東なのでこちらも避けた方がいいでしょう。
方位取りの効果は進んだ距離と滞在時間に比例します。普段、移動が多い人は増やさないと効果がでにくいですが、一般的に距離は200km以上、滞在時間は3日間以上だと効果を実感しやすくなるそうです。反対に、凶方位の場合の凶意も距離と滞在時間に比例して大きくなるので注意が必要です。
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