坂上忍・有吉弘行の「毒舌」を女性が許せてしまう理由とは

1982年10月から31年以上も続いた長寿番組、「笑っていいとも!」が3月31日で終了する。「日本のお昼」の代名詞のような「いいとも」の後番組の司会の一人として、俳優の坂上忍が抜擢されたニュースは記憶に新しいところ。その坂上忍と聞いて誰もが思い浮かべるのは「毒舌」だろう。「ブスは嫌い」など、歯に衣着せぬ物言いでたびたび話題になる坂上忍だが、なぜかバッシングや炎上などとは無縁だ。

Twitterフォロー数が国内で初めて300万人を突破したお笑い芸人、有吉弘行も、毒舌なのにバッシングや炎上しにくいイメージがある。ささいなことでブログやTwitterが炎上してしまう芸能人がいる一方で、坂上忍や有吉弘行は、なぜ毒舌なのに反感を買いにくいのだろうか。

支持される毒舌家は「みんなが叩く人は叩かない」

ヤスコさん(仮名・35歳)は、「モヤモヤ感を晴らしてくれるから」だと分析する。「芸能人や有名人に対し、言葉で説明できない違和感やモヤモヤ感を感じることは、誰しもあるはず。坂上忍や有吉は、その『モヤモヤ感』をズバリと言葉にしてくれる。そこに、視聴者は爽快感を感じるのでは。和田アキ子など、『芸能界のご意見番』と呼ばれる芸能人が、その時世間で叩かれている人、つまり叩きやすい人を批判するのに対し、あの二人は『誰も批判してないけど、実は多くの人が違和感を感じる人』に対して毒舌を発揮しているように見えるんですよね」こうした、「人の無意識をすくいあげる」ところも、多くの人から支持される理由なのかもしれない。

毒舌の醍醐味は短い言葉でスパッと斬ること

マユミさん(仮名・34歳)は、坂上忍と有吉弘行が支持される理由が「コピーライター的才能」にあると見ている。「人の批判をダラダラ喋ると、単なる悪口になりがち。毒舌で重要なのは、無駄のない言葉でスパッと斬ること。闇の仕置き人のように一撃で相手を斬った方が、聞いている方も気持ちがいいんです。だからこそ、『おしゃべりクソ野郎』『ブスは嫌い』など、短いセンテンスで核心をズバリと突く有吉と坂上忍は、批判されるどころか、『もっと聞きたい』と思われるのでは」。

毒舌は「主観ではなく、俯瞰で」

多くの人が無意識に思っていることを、短いセンテンスでズバリと言い表す。それが毒舌の醍醐味だが、女性がこの能力を発揮するのは難しいと話すのは、みどりさん(仮名・36歳)だ。「神田うのなど、女性でも言いたいことをズバリと言い切る芸能人はいますが、発言が主観的なので『自分が言いたいから言っている』という感じに聞こえてしまう。一方、有吉や坂上忍の言葉は、『視聴者がこれを聞いて楽しいか』と俯瞰でものごとを見て発しているように聞こえます。女性で毒舌キャラなら、主観で発言しないなどの配慮が必要な気がしますね」。
大なり小なり、誰もが持っている「毒」の要素。その毒を外に出しても支持されるには、「語彙力」と「周囲の気持ちを汲み取るコミュニケーション能力」、そして「広い視野で物事を見る目」が必要なのかもしれない。(栗頭渋子)


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